とちのき 草炎社 作:いまきみち
とちのき (そうえんしゃ・日本のえほん 9)とちのき (そうえんしゃ・日本のえほん 9)
(2007/10)
いまき みち

商品詳細を見る

おススメ度 ★★★☆☆
年少さんくらいから

みなちゃんの家の前に1本のとちのきが生えています。
ねこのごぼちゃんもこの木がお気に入りです。
とちのきは冬の間まるはだか
お父さんがブランコをつりさげてくれました。
ひざしが暖かくなると芽がでてきました
あかい め かわいいね。」
やがて白い花が咲きます。
お花はソフトクリームみたい
梅雨の雨で花びらがちるとちいさなすずのような実がなっています。
夏の間におおきく育ったとちのみは
秋には木の下にたくさん落ちてきましたよ。
「ことしも とちもちを つくろうね」
とちもち作りは大変です。
とちのみを水につけて虫をだします。
      
おひさまにあてて干します。
 
ぬるまゆにつけてやわらかくしてからカラをむきます。
         ここで食べたら、渋い、渋い・・・ 
  
何日も川にさらしてアクをぬきます。
 
とちのみのカラや枝をもやして灰をつくります。
 
灰とおゆを煮詰めて冷ましたものにとちのみをいれます。
         これもアク抜き作業。ホント大変なんだね。 
    
とちのみを洗ってもちごめと蒸して、いよいよもちつきです !

ついたばかりのとちもちを焼くといいにおい。
「おまちどうさま」 
「おいしい!」                          

とちのきはまるはだかに逆もどり

初めて知識えほんを取り上げてみました。
とちのきの一年の様子。
とちもち作り。
とっても分かりやすく、楽しく描いてあります。
私はとちのきも、とちもちも身近にあった記憶がないのですが、
てんぐのうちわみたいな葉っぱだそうです。
道路の脇にもよく植えられているとの事なので
知らない間に目にしているのかな。
カラの中の実は栗まんじゅうみたいなんだって。笑!
知らないことを知るのって、おもしろいですね

テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

【2008/10/13 22:04 】
へ〜! | コメント(0) | トラックバック(0)
モペットちゃんのおはなし 福音館書店 作・絵:ビアトリクス・ポター 訳:いしいももこ 
モペットちゃんのおはなし (ピーターラビットの絵本 5)モペットちゃんのおはなし (ピーターラビットの絵本 5)
(2002/09/21)
ビアトリクス・ポターBeatrix Potter

商品詳細を見る

おススメ度 ★★★★★
年中さんくらいから

こねこのモペットちゃんはとだなの後ろにねずみの音を聞きました。
ねずみはこねこなんか怖くはありません
からかっています。
モペットちゃんねずみに飛びかかりますが、失敗
その上、とだなに頭をぶつけてしまいました。
ねずみがとだなの上からモペットちゃんの様子を見ています。
モペットちゃんはあたまを小さなきれでしばって座りました。
「あのねこはだいぶ気分がわるそうだぞ」ねずみは様子を見ようとモペットちゃんすぐそばへ・・・。
モペットちゃんはいきなり飛びかかりました。
こんどは自分がねずみをからかってやる番だぞ、とモペットちゃんは考えました。
感心できない考えかたをしたモペットちゃん
うまくいったかな??

えほんの定番中の定番!
ピーターラビットの絵本です。
実はこのモペットちゃん、3きょうだいなのですよ(モペットちゃんは女の子)。
別の本には3きょうだいのおはなしも載っています。
久しぶりにピーターラビットを読んで思ったのは、
ことばの美しさです。
吟味しつくされて綴られた文章は丁寧でなおかつ惹きつけられる美しさがあります。
最近のえほんはポップで読みやすくはありますが、
このような美しい表現力には乏しい感があります。
改めて、いしいももこさんの訳はすばらしいなぁ
小さくてかわいらしい本です。
懐かしいと思ったあなた!!久しぶりに読んでみませんか??



テーマ:やさしい気持ちになれる本 - ジャンル:本・雑誌

【2008/10/10 12:17 】
にっこり | コメント(4) | トラックバック(0)
オウエンとムゼイ 日本放送出版協会 イザベラ・ハトコフ クレイグ・ハトコフ ポーラ・カフンブ 写真:ピーター・グレステ 訳:ベッキー 
オウエンとムゼイ―なかよしのことばオウエンとムゼイ―なかよしのことば
(2007/08)
イザベラ・ハトコフクレイグ・ハトコフ

商品詳細を見る

おススメ度 ★★★★★
小学校低学年から

2004年12月25日東インド洋で大津波が起きました。
津波の原因は海底の大地震
津波はケニアにもやってきました。
その後海岸にたった一頭のカバの赤ちゃんが取り残されていたのです。
こわがる赤ちゃんカバはやっとのことで保護されてオウエンと名づけられました。
孤独なオウエンは新しいすみかですぐに心を開ける友達を見つけました。
130歳のカメムゼイです。
誰もがこの友情が続くとは思いませんでした。
ですが、二人(?)は一緒に池に入り、一緒に葉っぱをたべ、寄り添って眠りました。
一緒に散歩するときは軽く押したり、優しく噛んで知らせます。
そして驚くことに自分たちだけの「コトバ」を作り出したのです。
そのコトバ(音)はカメの出す音でも、カバの出す音でもないそうです
一度だけムゼイが病気になり、二人(?)はしばらく離れたことがあります。
そのときオウエンはトトというカメとも仲良くなりました。
オウエンは体が大きくなってきました。
オウエンムゼイを見守る人々は二人を応援していますが
心配もしています。
オウエンはカバの食べなければいけないものを食べないこと、
オウエンが自分にそのつもりがなくても体が大きいためにムゼイを傷つけてしまうかもしれないこと
今、一番良い方法を考えているのです。

よく「ビックリ映像!」のような番組で
犬と子猫や、鳥とサルのような組み合わせの仲良しさんが登場しますが、
オウエンとムゼイはほぼ野生です
しかも!哺乳類と爬虫類。。。。
種を超えた友情は感動に値します
お二人さんの写真がたくさん載っていますが、どれもとってもほほえましく、ユーモラス。
見守っている人々もきっとみなさんステキな方たちなのでしょうね。
本の終わりに
「ほんとうの友だちは、すがたかたちや大きさなどの外見は、全く気にしないものだ」
というメッセージが綴られています。
大事な事ですよね〜〜〜〜

訳はベッキーです!
動物好きな同志(ずうずうしい?!)としてダイスキです
ベッキーの絵がまたとってもカワイイ
あたたかいキモチになれるので、ぜひ読んでみてください!

テーマ:やさしい気持ちになれる本 - ジャンル:本・雑誌

【2008/10/03 22:27 】
じ〜ん | コメント(2) | トラックバック(0)
はいけい、たべちゃうぞ BL出版 作:福島サトル 絵:はらだゆうこ
はいけい、たべちゃうぞはいけい、たべちゃうぞ
(2004/12)
福島 サトルはらだ ゆうこ

商品詳細を見る

おススメ度 ★★★☆☆
年長さんくらいから

ぶたズーフは山のくらしにあこがれて
山の湖のほとりのおうちに越してきました
都会のくらしにはつかれていたのです。
古い家にペンキを塗って、庭には野菜のタネをまき、
湖からはきもちの良い風が吹いてきます。
ズーフは森の広場に張り紙を出しました。
「友だちぼしゅう。まずは、お手紙から」
ある日待ちに待った灰色のふうとうが届きました
ズーフは嬉しくて急いであけてみました。
「はいけい、ぶた様。
お話をつくったので、読んでみてください。
『湖のほとりに、まるまるとしたぶたが1ぴき、引っ越してきました。
腹ペコのおおかみがそれを見つけました。
おおかみは舌なめずりをすると、
やすりを出して、キバとツメをみがきはじめました。』
つづきをかんがえてください。
そして、お返事をください。
 −おかの上のクロアシより。

ついしん。返事をくれないと、たべちゃうぞ」
・・・なんという事でしょ
ズーフは一日中ふるえていましたが、返事を書きました。
だって、そうしなければ、食べられてしまうのですから
手紙のやり取りは緊張感を持ちつつ続きます
なんだか物語りの流れはホラーっぽいモノに。。。。。
穏やかだったズーフのくらしはどうなるのでしょう??

久しぶりの更新です。
緊迫したホラー映画のような展開に釘付けになった絵本です
こういう展開のえほんは珍しいな〜。
でもきっと
いかにも気弱そうなズーフが哀れになってきて、はらはらして、
子供も大好きだと思うな〜
ズーフとおおかみの決着、どうなると思いますか??

テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

【2008/09/30 22:33 】
あはは! | コメント(0) | トラックバック(0)
死神さんとアヒルさん 草土文化 ヴォルフ・エァルブルッフ:作・絵 三浦美紀子:訳
死神さんとアヒルさん死神さんとアヒルさん
(2008/02)
ヴォルフ・エァルブルッフ

商品詳細を見る

おススメ度 ★★★☆☆
年長さんくらいから・・・。  深く理解するには小学校中学年くらいから??

しばらく前からアヒルさんはだれかが自分の後ろにいる気がしていました。
「だれ?どうして、わたしのあとをつけてくるの?」
「うれしい。やっと気がついてくれたのね。わたし、死神なの。」
死神さんはアヒルさんの「そのとき」のためにずっとそばにいたのだと言うのです。
たとえばキツネにでくわす、とかね
でも、死神さんは死神だと言うことを考えなければ、
なかなか感じがいいのでした
二人(?)は池にもぐったり、木に登ったり、して過ごします。
「わたしが死んだら、池はこんなふうに一人ぼっち。ただ、池だけ。そして、そこにわたしはいない。」
「あなたが死んだら、あなたの池も一緒に消えてしまうの。。すくなくとも、アヒルさんにとってはね。」
とてもいやな事だけど、アヒルさんは「死」について考えます。
・・・・・そして、アヒルさんの「そのとき」はやってくるのです。。

これはえほん???
絵本好きさんのブログで知ったこのえほん。かなり大人向けと思われます
作者はドイツの方で、イラストレーター出身のようです。
いろえんぴつのデッサンのような挿絵。
死神さんのガイコツぶりもかなりリアル
子供の本には取り上げにくいテーマを正面から扱う絵本作りをされているとの事。
「死」について漠然とだけど、
自然の流れであって、コワイものではないんだよ、という意図が伝わってきます。
ふっと「葉っぱのフレディ」を思い起こした私です。



テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

【2008/07/31 22:33 】
う〜む | コメント(0) | トラックバック(0)
| ホーム | 次ページ